レアルマドリードの試合を見にマドリードへ通っている私ですが、いつも滞在中にマドリード+日帰りで行ける別の都市に1日は行くようにしています。
この記事ではマドリードから日帰り又は1泊で行くことが出来るバレンシアのお勧めの観光スポットを紹介します!
バレンシアってどんな都市?
「バレンシア」はスペイン国内でマドリード、バルセロナに次ぐ第3の都市です。
バレンシアの旧市街は世界遺産にもなっている歴史的建造物群多くあります。海沿いの新しい地区には近代的な博物館・美術館がある新旧が融合した都市です。
地中海気候の恩恵をふんだんに受けており、食も豊です。特に「パエリア」はバレンシアが発祥の地と言われています。
ビーチもあるので、夏の期間はスペイン国内の観光客以外にもヨーロッパ中から観光客がバカンスに訪れる場所でもあります。
マドリードからバレンシアへのアクセス
マドリードからバレンシアへはスペインの新幹線RENFEで片道約1時間40分で行くことが出来ます。
マドリードの出発駅はAtocha駅でバレンシアはJoaquin Sorolla駅です。車窓からスペインの広大な土地や、オリーブ畑などを見ることが出来ます。
チケットの購入の仕方
RENFEのホームページより購入することが可能です。
ホームページは日本語表記がないのですが、基本的に以下の項目を選択するとチケットが購入できます。英語表記は可能なので英語に表記し直して購入しましょう。
- 往復か片道か(Round trip/one way)
- 利用日(Departure date/return date)
- 何名分を買うのか
- 列車の時間
- 座席
オンラインでいつでも買えるので、日本出発後、スペインについてからの購入しても間に合いますが、夏はバレンシアは人気のリゾート地なので、夏に行く場合は早めに購入することをお勧めします。
購入したチケットはEメールで届くので、乗るときにバーコードを係りの人に見せれば乗車可能です。駅でWifiが使えくても大丈夫なようにバーコードをスクリーンショットするか、ホテルの人に頼んでプリントアウトしておきましょう。
車内でも切符を確認されることがあるので、切符は最後まで捨てずにとっておくようにしましょう。
お得に購入する方法
- チケットは早く購入すればするほど安い
- 人気のない時間の列車は安い
RENFEに乗るときの注意点
- 時間に電車が来なくても慌てない
- プラットフォームがぎりぎりまでわからないので、すぐに移動できる場所でアナウンスまたは電光掲示板に表示されるのを待つ
- 切符を確認されるのと同時に荷物のセキュリティーチェクがあるので、早めに駅に行く
海外の列車事情は基本的に日本の用に時間通りにこないが、時々時間通りに来るので、念のため時間には余裕をもって行動しましょう。
Renfeの購入方法についてはこちらの記事でまとめています▼
FCバレンシアのホームスタジアム「メスタージャ」
ここからはバレンシアにある観光名所を紹介していきます。
メスタージャとは
バレンシアには「バレンシアFC」というフットボールクラブがあります。「バレンシFC」は「レアルマドリード」や、「FCバルセロナ」と同じくスペインの国内フットボールクラブです。リーガエスパニョーラの上位3強に次ぐ強さのフットボールクラブでもあり、チャンピョンズリーグやヨーロッパリーグに参加することもしばしば。
「メスタージャ」は「バレンシアFC」のホームスタジアムです。「メスタージャ」はバレンシアを流れる運河の名前がその由来だそうです。
設立は1923年、以降何度かの改修工事をうけ、現在は45,000人の収容人数を誇るスタジアムとなりました。
このスタジアムも特徴といえば、なんと言ってもコウモリのデザインです。コウモリはバレンシア州のシンボルでもあります。スタジアムの座席もコウモリのデザインになっています。他にもスタジアム内にも、色んなところにコウモリのモチーフを見かけることがあります。
スタジアム内で食べれるホットスナックにもコウモリのロゴが入っていて可愛いです。
アクセス
住所 Av. de Suècia, s/n, 46010 València, Valencia, Spain
バレンシアのRENFEの到着駅「Joaquin Sorolla駅」から地下鉄で行くことが出来ます。
最寄り駅は地下鉄 「Colón駅」です。「Colón駅」からメスタージャは駅を降りてから徒歩で10分ほどの距離にあります。
芸術・科学都市
近代的な建物が並ぶ芸術・科学都市は「オペラハウス」「水族館」「科学博物館」などが複合された施設です。芸術・科学都市はディズニー映画のトゥモローランドのロケ地としても知られており、未来を感じさせる建物やオブジェが至る所にあります。
芸術・科学都市は建物の写真を撮ってお散歩するだけでも楽しい場所です。道路を挟んで向かいにはショッピングモールもあります。夜のライトアップもとてもきれいです。
オセアノグラフィック(水族館)
芸術・科学都市にある、とても特徴的な建物が「オセアノグラフィック」(L’Oceanogràfic)」と呼ばれる水族館です。約8万平方キロメートルの広大な敷地内では500種以上の海洋生物にを観察することが出来るヨーロッパ最大級の水族館です。
水族館のパビリオンはテーマごとに分かれています。
- サメのエリア
- 熱帯魚エリア
- 南極・ペンギンエリア
- 北極・イルカエリア
- 地中海エリア
- 大陸エリア
館内には水中トンネルもあり、とても幻想的です。水中トンネルを歩いていると自分も海の中にいるような気分になります。
野外ではイルカのショーが開催されていたり、フラミンゴがいたりとかなり充実した施設です。
周りを水槽に囲まれたレストランもあり、魚に囲まれながらランチを食べることも出来ます。
入園料
- 大人 31.3ユーロ
- 子供 (4-12歳) 23.3ユーロ
- シニア(65歳以上) 23.3ユーロ
土日や夏の間は入場するのにかなり並ぶので、チケットはオフィシャルホームページから事前に購入することをお勧めします。
アクセス
住所 Carrer d’Eduardo Primo Yúfera, 1B, 46013 València, Valencia, Spain
近くに地下鉄の駅はないので、バレンシアの市街地からはバスでのアクセスになります。
最寄り駅はNO.95です。
芸術科学都市とオセアノグラフィックは道路を挟んで隣同士にあるので、この二つは徒歩で見に行くことが出来ます。
セラーノスの塔
旧市街にある「セラーノスの塔」はローマ時代に建てられ、バレンシアを取り囲んでいた壁の一部です。壁を良く見ると銃弾や大砲が当たって砕けた跡がありますが、これはナポレオンがバレンシがに攻めてきた時に受けた攻撃の跡だそうです。歴史を感じますね。
塔の中に入って階段で上まで登ることも出来ます。塔のすぐ側を流れるトゥリア川を見晴らせます。
塔を挟んで、バレンシアの新市街と旧市街を眺望できるので、その異なる街並みを見るのも楽しいです。
アクセス
住所 Plaça dels Furs, s/n, 46003 València, Spain
バレンシアのターミナル駅である「ノルテ駅」から徒歩20分
バレンシア市庁舎
バレンシア市庁舎は旧市街の中心にあります。市庁舎の建物の上部にはバレンシアのシンボルであるコウモリのモチーフも飾られてます。
特に印象に残るのは「ガラスの間」の豪華なボヘミアングラスのシャンデリアです。全長22.6メートル、幅10メートルの広間は市庁舎見学のハイライトです。
大階段の中央には、1377年に制定されたバレンシア市の紋章も飾られています。
市庁舎内にはバレンシアの歴史を今に残す資料館もあります。資料館にはセラーノスの塔を含む旧市街を壁が囲んでいた時代の絵も残っています。
資料館の後は、構内の大広場や議会室などを見学し、出口へと進むルートになっていました。
入場料
無料(無料でいいのかと思うほどの充実した展示内容です)
アクセス
住所 Pl. de l’Ajuntament, 1, 46002, Valencia, Spain
バレンシアのターミナル駅であるノルテ駅から徒歩で5分ほどに位置しています。バレンシア市庁舎の周りには各地へ行くバス停やホテル、レストランも多くあるので宿泊にもお勧めのエリアです。
中央マーケット
ヨーロッパ最大の規模を誇り、地元の人で賑わうバレンシアの中央マーケット。マドリードのサンミゲル市場と違いローカル感のあるマーケットです。建物は築100年を超える歴史的な建造物で、周りにタイルなども貼られていて、カワイイです。
マーケットは地元の人や、周辺のレストランのシェフたちが、野菜、果物、魚やスパイスを求めて賑わっています。
フルーツ売り場ではフレッシュジュースも飲むことが出来て、疲れた観光の途中のリフレッシュにはピッタリです。
アクセス
住所 Placa Ciutat de Bruges, s/n, Valencia, Spain
市役所やセラーノスの塔からも徒歩で10分圏内。
まとめ
バレンシアは近代的な芸術都市と歴史的建造物が残る旧市街と見どころ満載の都市です。
バレンシアに行った時の様子を動画にまとめました▼
バレンシアは旧市街にはレストランも沢山あり、ほとんどの観光名所を徒歩で周ることが出来ます。
スペインの主要都市からも列車でアクアスすることが出来るので、マドリードやバルセロナ以外も行ってみたい!という方にお勧めの都市です。
最後まで読んでいただいてありがとうございした。
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