2022年3月10日 早朝5時(現地時間21時)より始まったチャンピョンズリーグ Round16 「レアルマドリード」対「PSGパリサンジェルマン」の試合では、レアルマドリードが劇的勝利をおさめました。
マドリスタの私は試合終了後も数時間に渡って喜びに浸って選手の画像を検索していたところ、
パリサンジェルマンの「アルケライフィ会長」がこの試合の判定を不服として審判のロッカールームへ乱入したという騒ぎがあったというニュースが飛び込んできました。
これまで大富豪というイメージしかなかったので、このニュースにとてもビックリしてしまいました。
そこで「アルケライフィ会長」について少し調べてみました。
レアルマドリード対PSG 2nd legの試合結果は?
Round16 1st legの試合結果
2022年2月9日にPSGのホームで行われた1stlegは終始PSGの圧倒的な攻撃力に90分何とか耐えに耐えていたレアルマドリードでしたが、
後半アディショナルタイム93分、「ネイマール選手」からアシストを受けた「キリアン・エンバペ選手」にゴールを決められてしまい0-1で敗北となりました。
マドリードがRound8に進む為には2点差以上の差をつけて勝利しなければなりません。
2nd legの試合結果
この日のレアルマドリードは試合開始直後から前からプレスでパリサンジェルマンに立ち向かいます。
何度か危ない場面を迎えるも凌いでましたが、前半38分、パリサンジェルマンの「キリアン・エンバペ選手」のカウンターにより1点先取されてしまいます。
が、この日のレアルマドリードは後半になっても前からプレスをかけ続けます。
すると後半60分、エースベンゼマ選手のパリサンジェルマンゴールキーパー「ドナルドマン選手」へのプレスが効いて、そこから1点ゴールをつかみ取りました。
その後もレアルマドリードの選手は全身全霊でプレイをし、サンティアゴベルナベウのサポーター太達の後押しもあり、「モドリッチ選手」の華麗なアシスト(素晴らしすぎていい表現が見つかりません)から「ベンゼマ選手」が2得点目、その後すぐに3点目を奪い、エース「ベンゼマ選手」のハットトリックで3-1で劇的な勝利をしました。
1stleg 2ndlegの合計得点数3-2でレアルマドリードがRound8へ駒を勧めました。
そして、事件はサンティアゴベルナベウ内で起きたのです。
興奮の試合のハイライトはこちらからご覧いただけます▼
アルケライフィ会長について
さて、ここから本題の「アルケライフィ会長」について書いていきたいと思います。
プロフィール
本名:ナーセル・ビン・ガニム・アル=ヘライフィーNasser bin Ghanim Al-Khelaifi
誕生日:1973年11月12日(2022年3月現在、49歳)
出身地:カタール
「アルケライフィ会長」はドーハ出身の実業家ですが、もとは真珠漁師の一家に生まれました。
学生時代は「カタール大学」へ進学し、経済学を学び、また別の大学「プレウス大学」にも進学して海洋学を学んでいたそうです
1992~2004年まではプロのテニス選手として活躍をし、引退後に実業家へ転身しました。
まさにスポーツも勉強もできる文武両道の才能があるんですね!
パリサンジェルマンとの関係
2011年にカタールの「アカタール・スポーツ・インベストメンツ(QSi)」がパリサンジェルマンの買収、その際に会長に就任をしました。
現在もパリサンジェルマンの会長兼最高経営責任者であり、カタールの豊富な資金源で次々と有名選手を獲得してきました。
過去獲得した選手
- ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン代表)
- チアゴ・シウバ(ブラジル代表)
- エディソンカバーニ(アルゼンチン代表)
- ネイマール(ブラジル代表)
- マウロ・イカルディ(イタリア代表)
- キリアンエンバペ(フランス代表)
- ケイラー・ナバス(コスタリカ代表)
- セルヒオ・ラモス(スペイン代表)
そして、2021年8月にサッカー界を揺るがす移籍が発生。なんとサッカー界の行ける伝説アルゼンチン代表の「リオネル・メッシ」選手をFCバルセロナから獲得したのです。
こうして「アルケライフィ」会長はレアルマドリードに続く、新時代の銀河系軍団を作りました。
パリサンジェルマンとチャンピョンズリーグ
- 2019-20シーズン 「アルケライフィ会長」になってから初めての決勝へ進出も「バイエルンミュンヘン」に敗北
- 2020-21シーズン 準々決勝で昨年の決勝で敗れた「バイエルンミュンヘン」と再選し、1stレグ、2ndレグの合計得点数で勝利し見事準決勝へ進出も「マンチェスターシティ」に敗北で準決勝で敗退
2021-22年シーズン「リオネル・メッシ選手」をはじめとした豪華な選手を一気に獲得し、いよいよ悲願のチャンピョンズリーグ制覇かと言われてました。
またレアルマドリードには1st legで圧倒的な力の差を見せつけたて勝利していたこと、レアルマドリードの守備のかなめに「カゼミロ選手」「マンディ選手」がいなかったこともあって、今回は敗北は許せなかったんですね。
悲願のチャンピョンズリーグ制覇がまた遠のいてしまったのは気の毒ですが、何とか結果を受け入れてほしかったし、銀河系軍団には夢があるので、心機一転して次に進んでほしいと思います。
2017-18年シーズンにレアルマドリード対PSGを現地観戦した記事はこちらからご覧いただけます▼
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