NHKの人気番組のブラタモリで京都「大原」が癒しの里として紹介されていました。
京都と言えば世界遺産の「清水寺」「金閣寺」と有名どころばかりですが、大原も歴史的にとても重要な場所でもあり、里山の日本のよき田舎の雰囲気も味わえる場所です。
この記事ではそんな大原の見どころ、アクセスなどについて紹介したいと思います。
大原へのアクセス
大原へは電車では行くことが出来ません。バスでのアクセスになります。
大原へ行くためのバス乗り場
- 「京都駅前」バス停留所にて、17系統・18系統に乗車
- 京都市営地下鉄の「国際会館駅前」にて京都バス19系統に乗車
- 阪急電鉄の「出町柳駅」から京都バス17系統乗車
「国際会館駅」への行き方
- 「京都駅」から京都市営地下鉄
- 「烏丸駅」から京都市営地下鉄「四条駅」で乗換で京都市営地下鉄
大原へのバスの料金
「国際会館駅前」からは片道360円
大原の見どころ
三千院(三千院門跡 もんぜき)
最澄が開いた天台宗の門跡寺院。
院内には「有清園」と「聚碧園」の2つの庭園があります。
梅雨の時期に咲き誇るアジサイと紅葉の時期が特に見どころの時期です。
院内にある「往生極楽院」には国宝の「阿弥陀三尊像」が安置されていることでも知られています。
聚碧園
自然の美に感銘を受けた茶人の金森宗和が手を加えた立体的な日本庭園
有清園
400年の歴史をもつ池式回遊式庭園で、青々としたコケが美しい
往生極楽院
重要文化財、極彩色の壁面が極楽浄土を表現している
わらべ地蔵
有清園のいたるところに見られる杉村孝作のお地蔵様。やわらかな表情が心安らぐ。癒し系のお地蔵様達。
三千院の拝観料
一般 | 700円(団体30名以上 600円) |
中学生・高校生 | 400円(団体30名以上 300円) |
小学生 | 150円 |
三千院の拝観時間
年中無休
- 3月から10月 9:00~17:00
- 11月 8:30~17:00
- 12月から2月 9:00~16:30
三千院へのアクセス
バス停「大原」下車から徒歩10分
住所:〒601-1242 京都市左京区大原来迎院町540
宝泉院
平安末期に創設された天台宗の寺院
客殿の柱と鴨居敷居を額に見立てる「額縁庭園」が有名
毎年秋には「秋の夜灯り」というイベントが開催されています。
宝泉院の拝観料(抹茶付き)
宝泉院はなんと抹茶付き!「額縁庭園」を眺めながらお抹茶をいただき静かな時間を過ごしことが出来ます。
一般 | 800円 |
中学生・高校生 | 700円 |
小学生 | 600円 |
宝泉院の拝観時間
09:00~17:00まで(受付終了は16:30)
宝泉院のアクセス
バス停「大原」下車から徒歩15分、三千院から徒歩5分
住所:京都市左京区大原勝林院町187番地
寂光院
594年(推古2年)に聖徳太子が建てたとも伝わっている寺院です。
平清盛の娘である建礼門院(平徳子)が平家滅亡後に余生を過ごしたとされる寺院で、建礼門院(平徳子)を尋ねに後白河法皇が訪問したとされている歴史的な舞台の場所の一つです。
アニメの平家物語の最終話でもこのシーンが出ていたので、思い浮かぶ人も多いのでは?
この話は平家物語の「大原御幸」と呼ばれ、建礼門院が自らの人生を振り返り語りかけたと伝わっています。
寂光院の拝観料
一般 | 600円 |
高校生 | 600円 |
中学生 | 350円 |
小学生 | 100円 |
寂光院の拝観時間
- 3月1日~11月30日 09:00~17:00
- 12月1日~12月31日 09:00~16:30
- 1月1日~1月3日 10:00~16:00
- 1月4日~2月28日(29日) 09:00~16:30
寂光院のアクセス
バス停「大原」下車から徒歩15分
住所:京都府京都市左京区大原草生町676
大原のおすすめグルメ
志ば漬
大原と言えば大原で育った赤柴をつかった「志ば漬」でも有名です。
「志ば久」はバスの停留所から三千院へ歩いていく参道にあります。
三千院への参道も川沿いを歩いていくので歩いていて気持ちがいいです。
- 電話番号:075-744-4893
- 営業時間:8:30〜17:30 年中無休
- 住所:〒601-1241 京都府京都市左京区大原勝林院町58
芹生茶寮
「芹生茶寮」は三千院の前にあり、京名物にしんそばやカレーおろしそばなどの食事やみたらし団子などの甘味が楽しめるが特におすすめなのが「抹茶わらび餅」。
プルプルとした抹茶わらび餅に繊細なキナコ、甘い黒蜜が美味しい
- 電話番号:075-744-2301
- 営業時間:9時00分~17時00分
- 住所:京都市左京区大原三千院畔
大原のおすすめの宿
芹生(芹生)
三千院のすぐそばにある芹生は「料理旅館」です。
温泉に京野菜や大原の山菜を活かしたお料理が楽しめます。
露天風呂付き客室や、日本庭園もあり、プライベート感もある旅館です。
旅荘 茶谷
地鶏シャモすき焼が名物の旅館タイプの宿
無料の「レンタサイクル」があるので、大原散策をするのにとても便利です。
まとめ
京都の奥座敷「大原」。京都は市内だけでも見どころが多くて、なかなか大原まで足を伸ばす時間がないかもしれませんが、京都市内とはまた違う見どころがあるので、是非足を伸ばしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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