マドリードニ大美術館「プラド美術館・ソフィア王妃芸術センター」を解説

マドリード観光

ピカソやダリなど多くの著名な画家を輩出している芸術大国・スペイン。

特にマドリードで観光で絶対に行きたい二大美術館レイナ・ソフィア王妃芸術センタープラド美術館の2つの美術館です。

レイナソフィア王妃芸術センターは現代アートを中心とした展示でピカソの「ゲルニカ」を鑑賞することが出来、プラド美術館では教科書にも載っているような有名な絵がたくさん飾られています。

この記事では、それぞれの美術館の特徴や見どころについて紹介します。

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レイナ・ソフィア王妃芸術センター

ソフィア王妃芸術センター外観
ソフィア王妃芸術センター外観

レイナソフィア王妃芸術センターは数多くの近現代絵画を中心としたコレクションがあつまる美術館で、スペインのモダンアートの3大巨匠とされるピカソ、ダリ、ミロの絵画見ることが出来ます。

ダリはシュルレアリスム(超現実主義)という芸術の潮流に身を置く画家として知られてます。ソフィア王妃芸術センターではダリの初期作品の「窓辺の少女」から後期の作品である「偉大なる手淫者」を見ることが出来ます。

シュルレアリスムの芸術科たちは、浮世離れした、夢や空想のような世界観の作品を多く生み出しました。

ミロは、ダリと同じシュルレアリスムの画家でありながらも、交友関係は広く、ヘミングウェイなどの文化人とも交流があったと言われています。ミロの記号こそ、魔術的な感覚を引き起こすという言葉に表されているように、ミロの作品にはイメージを単純化した表現が随所に見られます。

ゲルニカのポストカード

レイナソフィア王妃芸術センターの最大の見どころがピカソの「ゲルニカ」

「ゲルニカ」はスペインの内戦中にドイツ軍の空爆で被害を受けたスペインバスク州ビスカヤ県の街、ゲルニカを主題としてに描いたピカソの代表作で、1973年に開かれたパリ万博のスペイン館を飾る作品として描かれました。

ゲルニカは特に特別な作品の為、館内での写真撮影は禁止されています。

ライトアップされたレイナソフィア王妃芸術センター

建物はガラス張りの2つの棟が特徴的で、館内の中庭には彫刻作品も展示されています。

アクセス

レイナソフィア王妃芸術センターはマドリードの鉄道駅のアトーチャ駅から徒歩5分。
または、地下鉄1号線のエスタシオン・デル・アルテ駅(旧アトーチャ駅)からは徒歩2分。

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プラド美術館

プラド美術館外観

スペインの首都、マドリードのプラド美術館。スペインの芸術を中心としたコレクションが有名で、2万点を超える芸術作品が所蔵されている、ヨーロッパ屈指の美術館です。

コレクションの基礎はスペインの黄金期を築いたフェリペ2世と、芸術を深く愛したフェリペ4世が築き、1819年11月19日に王立美術館と称して開館したのが始まりです。

プラド美術館の入り口のすぐそばにあるゴヤの肖像

プラド美術館のお勧めの画家はエル・グレコ、ベラスケス、ゴヤ、ヒエロムニス・ボスなどのスペインゆかりの巨匠たちです。

中でも見どころは、ベラスケスがスペイン王フェリペ4世の家族を描いた「ラス・メニーナス」です。

この絵画の特徴は、フェリペ4世夫妻がベラスケスに娘のマルガリータの絵を描いているところを訪れ、それに気が付いた女官達が挨拶しているところを描いた絵です。この絵の左側に画家本人のベラスケスが描かれているのもこの絵の特徴です。

他にもエルグレコの「受胎告知」やゴヤの「裸のマハ・着衣のマハ」も見逃せない作品です。

アクセス

アトーチャ駅から徒歩15分、又は地下鉄のエスタシオン・デル・アルテ駅から徒歩12分

美術館に行った時のおすすめのお土産

ソフィア王妃芸術センターのお土産屋さん

美術館の中では写真が撮れないので、何か思い出に残るお土産が欲しいですよね。

私のお勧めは以下の3点です。

  • ポストカード
  • 絵画がモチーフになっている栞
  • 絵画がモチーフになっているマグネット

重くならないですし、思い出にも残るので薦めです。

他にも最近は美術館の名前が入ったおしゃれで可愛いエコバッグなども販売されています。

日本語での絵画の解説の本もあるので、購入して、美術館を訪れた夜にホテルでのんびりと資料を読み込むのも楽しいです。

おわりに

この記事では、スペインマドリードでおすすめの美術館であるレイナ・ソフィア王妃芸術センター、プラド美術館の2つを紹介しました。

プラド美術館とソフィア王妃芸術センターは徒歩10分の距離にあります。道中も街路樹などの木々がいっぱいで歩いていても楽しいです。

1日で2つの美術館を訪問することが出来るので、アートな1日を過ごしみてはいかがでしょうか。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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