「ガンガラーの谷」を散策!話題のケイブカフェでサンゴコーヒーをたしなむ。

国内旅行

沖縄本島の南部にある鍾乳洞群の「ガンガラーの谷」に行ってきました!

最初はガンガラーの谷の入り口にあるケイブカフェが目的だったのですが、行ってみるとカフェや鍾乳洞だけでなく、人類の歴史も学ぶことが出来るとても充実した場所でした。

この記事ではガンガラーの谷の魅力について紹介していきたいと思います。

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ガンガラーの谷の概要

ガンガラーの谷は数十万年前の鍾乳洞が崩れて出来た谷です。「港川人」という2万年前の人類が発掘をされ、この谷でも発掘調査がされるようになりました。

数万前、人類がここで暮らしていたことを証明する道具や、食事で食べたであろうカニの骨、そして2万3千年前に作られた世界最古の釣り針が発見され、今でも調査がすすんでいるそうです。

ケイブカフェ

ケイブカフェ
ケイブカフェの外観

ガンガラーの谷の入り口にある「ケイブカフェ」。ケイブカフェはガンガラーの谷のツアーに参加する人しか利用することのできないカフェです。

ケイブカフェ
ケイブカフェの内側からの様子

鍾乳洞の中にあるカフェなんてなかなかないですよね!今回の旅で絶対に行きたかった場所です。洞窟の天井から水が垂れてくるので、パラソルが設置されています。

ケイブカフェのメニュー
ケイブカフェのメニュー

ケイブカフェでは今沖縄で話題の「35(サンゴ)コーヒー」、パッションフルーツジュース、シークワーサージュースをいただくことが出来ます。

サンゴコーヒー
サンゴコーヒー(アイス)

私は洞窟の地下水で入れたという※35コーヒーのアイスを注文!他で飲むアイスコーヒーよりも、なんとなくみずみずしい感じがしました。

ケイブカフェはイベントや音楽ライブコンサートでも使われることもあるそうです!音が洞窟の中で響き渡るのライブ、いつか参加してみたいです。

コンサート以外にもパーティーなどでも使われることもあるそうです。

35コーヒーとは

※35コーヒーとは「風化したサンゴ」を200度以上まで温めて、コーヒー生豆を焙煎して作るコーヒー。沖縄の珊瑚は県外への持ち出しは禁止されている為、35コーヒーは沖縄でしか生産の出来ない沖縄ならではのコーヒーです。

35コーヒーの売り上げのうちの3.5%はベビーサンゴ移植活動に使われているそうです。

35コーヒーの味は、苦味や酸味が強くなく、スッキリとしていますが、後味がほんのり甘い印象です。強いブラックコーヒーが苦手な人でもおいしく飲めるコーーだと思います。

新しい沖縄のお土産用の定番になりそうです。

コーヒーはティーバックで出すのでそれも面白いです。

最近はオンラインでも購入できるようになりました▼

注意

ケイブカフェはツアーに参加してしまうと出口は別の場所に出てしまうので、ツアーの前にしか利用することが出来ません。

カフェでのんびりした人は時間に余裕をもっていくことをお勧めします。

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ガンガラーの滝のみどころ

二つの洞窟

鍾乳洞
イクガ洞の中

ガンガラーの谷には二つの洞窟があります。

  • 一つは「イナグ洞」という女性の洞窟
    良縁・安産祈願の為に、この洞窟が発見されるより前からシャーマンたちが祈りに来ていた、とも言われているそうです。
  • もう一つは「イキガ洞」とい男性の洞窟
    洞窟の中は電気もなく真っ暗な中をランプをもって歩いて進みます。まるでインディージョーンズの世界のようです。こちらの洞窟は「イグナ洞」の良縁・安産祈願に対して命の誕生・成長を願う場所だったでそうです。

2つのガジュマル

ガンガラーの谷には「歩くガジュマル」がいるという噂がありました。

ツアーの途中では噂の歩くガジュマルも見学することが出来ました。ネタばれになってしまうので、どうやって歩くのかはツアーでのお楽しみ!ということにしておきます。

ガジュマル
巨大ガジュマル

鍾乳洞を見学した後に出てくる斜視の巨大なガジュマルは圧巻!!普通に写真を撮っては収まり切れない長さの根。とても神秘的なものを感じましたが、これでまだ樹齢30年も経っていないそうです。

巨大ガジュマルをスマホのカメラでおさめるには「パノラマ機能」を使うのがポイントです!

お勧めの服装や持ち物

  1. スニーカー
  2. 虫よけスプレー
  3. 飲み物

1.ツアーは全て徒歩で、1kmほどあります。歩く道は舗装されていますが、途中岩を昇り降りをする箇所があるので歩きやすいスニーカーで行くことをお勧めします。

2.自然の中を歩く為、蚊がいます。ツアーの最初に虫よけスプレーをかけてくれますが、蚊にさされやすい人は。虫よけスプレーを持っていくことをお勧めします。

3.ツアーの最初にお水の入った水筒をもらえますが、ツアー終了後にガイドさんが回収したりするのが大変そうだったので、自分で飲み物を持っていける人は持参するこをお勧めします。

ツアー料金

ガンガラーの谷はツアー以外では入ることが出来ません。

ガンガラーの谷に行く際は必ず事前にツアーの予約をしてから行くようにしましょう。

  • 大人 2,500円(税込み)
  • 学生(中学生以上)1,500円 ※学生書必須
  • 子供(小学生以下)無料 ※大人同伴の場合

オンラインでの予約はこちらから▼

アクセス

車でのアクセス

駐車場はガンガラーの谷の前にあり、無料

ガンガラーの谷は「那覇市内」からは空いていれば車で30分以内で行くことができます。

ガンガラーの谷の駐車場の道路を挟んで向かいには「おきなわワールド」や「玉泉洞」という鍾乳洞もあります。

バス

那覇市内を走る「ゆいレール」の 旭橋駅にあるバスターミナルからバスで行くことも可能です。

ガンガラーの谷へ行くバス

  • 54番『前川線東風平廻り』
  • 83番『玉泉洞線東風平経由』

下車するバス停は「玉泉洞前バス停」。バス停から徒歩2分です。

バスは1時間にそれぞれ1本ずつの運行で45~60分(道路状況による)かかります。

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まとめ

自然を楽しめる場所だと思っていたのですが、ガイドさんの解説を聞きいていると、自然よりもどちらかというと人類の歴史を楽しめる場所だと感じました。

古代や、人類学の進歩が好きな人にはたまらなく面白い場所だと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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この記事を書いた人

レアルマドリードのファンになったことをきっかけにスペインが好きになりました。
スペインのこと、レアルマドリードのこと、今まで旅してきた色んなところ、旅にまつわるエトセトラを旅行会社目線を交えながら書いていきます。国内・海外旅行の国家資格「総合旅行業務取扱管理者」保有。
ジダンから名前を頂いた猫のジズーと暮らしています。

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